続・ふらふらなるままに。

いつもの冬

ここ「湖のある温泉地」の冬は、真っ白な雪と雲ひとつない青空にピーンと張った冷たい空気が、特徴的。そんな、眩しいくらいな冬の日は・・

「いつもの冬でしゅね～・・。」

・・と思わずにはいられないです。ただ、真っ白なだけではなく、色んな冬の形が見えてきます。

車のフロントガラスに、次々と現れる雪の華

見えますか～？

大きい・・でも、小さな雪の結晶が、そのまま舞い降りて来ます。

基本的に、無風地帯なので気温が低くても、吹きつける寒さがない分、なんだか清々しい感じがします。長年、こんな冬の中に身を置いていると（カナダ時代も含め）体感でだいたい外気の温度がわかってくるようになってきます。マイナス20℃前後の日々が続いた後に、マイナス10℃がやって来ると「お、今日は暖かいなあ～。」と思いますね～　笑）

その、マイナス10℃が、体感的な境界になっているような気がするんですが、なんとなく

「今日は、寒いなあ。」・・と思った日は、やっぱりー・・

家の中でも、窓が凍ってる～！！

・・・って感じで、明らかに寒さが目に見えます　笑）

それでも、冷たい雨が降ったり、冷たい風が吹いたり、ただ寒いだけで雪が降らなかったりー・・するような冬よりも、こんな「いつもの冬」の方が、過ごしやすいと思うんですけどね～？

「デイジーも、そう思いましゅよ。」

（なんなら、1年中、冬でもいいくらいでしゅ。）

いやいや、それは、ちょっと～・・（カンベンして）

にほんブログ村
冬カメラシーズン到来！あなたの見つけた雪景色＆冬ショット

いつものアイダホ

2泊3日の旅路の果てに辿り着いた、ここ「湖のある温泉地」で、１番初めにしたことはー・・

屋根の雪降ろし！！

「むぅ～。積もりましたでしゅね～。」

そうなんです。あんなに雪が少なかった「湖のある温泉地」が、ついに本領を発揮し、KAOが去った後の約1週間で、例年並みのドカ雪を落としていったんです。帰る前に、ご近所さんに連絡して車が入れるよう、庭の雪かきはしていただいていたのですが、屋根の上にも雪がどっさりー・・！翌朝早速、2人と1匹で屋根に上がり、大忙し！そうして、この方が、1番最初にしたこともー・・

「ふは～っ、久しぶりのスノー・シャワー！」

「やっぱり、アイダホの雪、サイコーッ！屋根の上は、もっとサイコーッ！」

「アイダホ州公認・雪ソムリエ」のこの方も、その本領を発揮できて、あ～忙しい～、忙しい～。

「ふひ～っ、雪が深くてなかなか抜け出せましぇん・・。」

そうなんです！たくさん降った割には、気温があまり低くない為（とは言え、マイナスですがー）雪が重くて、降ろすのが大変でした。でも、2人と1匹（？）で、頑張るとご覧の通りー・・。

すっかり、キレイ～。

（降ろした雪が、もうすぐで屋根に届きそうです。）

これでしばらくは、大丈夫そうです。そうしてこの勢いで、家の屋根から滑り落ちてできた雪の山を取り除いていったのですが、いつもだったら、こちらも、犬は喜び～、庭駆けまわる～・・子犬様なのに（※参照　続・ふらふら日記「蛍の光・窓の雪」）

屋根の雪下ろしですっかり満足したのかー・・

「キビキビ働いてくださいまし、ワタクシ暗い部屋はキライですのよ。」

例によって監督席から、すっかり、高見の見物ー・・。

私はこの後、フツーに仕事に行きましたし、あ～あ、子犬様って、いいな～

にほんブログ村

それぞれの新世界

極寒の（？）ラスベガスのキャンプから明けて翌日。

チャリ夫くんとデイジーは、無事に砂漠の町フェニックスへ到着したようです。打って変わって、静けさが増した家の中。チャリ夫くんもデイジーもいない日々なんて、なんか物足りないー・・。いつもだったら、テレビを見ていると・・

じーーーーーっ・・

（そろそろ、お散歩に行きましぇんか？）

・・・しれ～～っと子犬様が、視界にに入って来るのに、それもなく・・・

まあ、チャリ夫くんがCaldwellの学校へ行っていた時は、朝暗いうちから仕事へ行く前にお散歩に行ったり、仕事の合間に帰って来ては短いお散歩をしたりと、いろいろ大変でしたが、その心配がない分、寂しい反面、手抜きが出来て大変ラクです。

ところが、チャリ夫くんとデイジーが南へ旅立って3日目にして、ここ「湖のある温泉地」に、初めて雪が降りました。州都Boiseに記録的な雪を降らせた「Winter Storm Helena」でさえ、きっちり避けて通ったのに、今度は別の寒波がやって来たようです。そうすると、大変なのが・・

「雪かき」ーーーいつもだったら、チャリ夫くんが、ザクザクとやってくれるんですがー・・

（※参照　続・ふらふら日記「Snow Blower!!」）

出発前に「もし大変そうだったら、最終兵器を持っているご近所さんに頼んだらいいよ」・・って言ってくれたのですがー・・。

「ご近所さんちの最終兵器」（ふっ、足などタダの飾りだっ！）

まあ、ここは手抜きができないところ。

まあ、操作は至ってカンタンなんですけどね。（ウサギとカメ・・って、誰にでもわかる？？）

苦手なのは、チョークでエンジンを掛けること。何度試しても、うまくいかないことが多い上に、寒いとなおさら掛かりにくくなります。ところが、この朝は、一発でエンジンが掛かりー・・！！

あれよあれよ・・と言う間に、片付けてしまいました！（ちょっと、デコボコですけどね。）

なあ～んだ、やればできるじゃん・・と、頑張った後は、1人暮らしの醍醐味

ザ・手抜き料理

（残り物で、天津飯で～す）

多くのアメリカ人がそうであるように、チャリ夫くんも当然「Meat Lover（肉好き）」です！

お皿の上に、お肉の塊が乗っていないと納得がいかないパターンで、一度などコロッケを作った日には「肉はどこ・・？？」と、目が泳いでました　笑）なので、こーゆー時は文句も言われず、堂々と手抜きができま～す！

まあ、そんな感じで1人暮らしも、ついに4日目。今頃、アリゾナの太陽を浴びているだろう、チャリ夫くんとデイジーから、こんな写真が届きました。

「遠き山に～日は落ちて～・・」

（あの夕日は、遠いアイダホでもおんなじー・・でしゅか？）

今晩は、砂漠でキャンプだそうです　笑）まあ、元気そうで、何よりー・・

にほんブログ村

リベンジ！冬嵐を呼ぶ男

さて、冬嵐騒動から明けて3日目の早朝。2日間、家で大人しくしていたチャリ夫くんでしたが、我慢できなくなったんでしょうね。３日目の朝、起き上がって来て、突如ー・・

「今から、また南へ出かけて来る。」

ふはぁっ～？？朝6時前ですよ！？

辺りは、まだ真っ暗闇ですよ。こうして、再び1人と1匹で、南を目指して下って行くことなったのですが、送られてくる、途中途中の景色はやはりー・・

雪・・

こちらも、雪・・

「とっても、人懐っこい猫で、デイジーのエサを分けてあげたんだ。」

（それは、それは・・ち～ゃんとデイジーに確認した？）

それにしても、どこもかしこも雪だらけ・・。

さらに今週末には、また別の冬嵐が向かって来ているそうなので、それまでにはアリゾナ州に着いていて欲しいところ。そうして、今晩はラスベガスで泊まる予定・・のはずだったんですが、

「なんだろー？どこもいっぱいなんだよね？だから、キャンプにするよ。」

しかし、この夜のラスベガス近辺は、最低気温３℃。

「寒いよーーーっ！」（南へ下っているはずなのにー・・）

・・・これで本当に、大丈夫なのかしら？・・と心配していた矢先に、送られてきた写真がー・・

「だんだん、元気がなくなるデイジー・・。」（うなだれてましゅ・・）

・・こらーーっ、ダメじゃんっ！！しっかりしてよーーっ！

にほんブログ村

絶好調！冬嵐を呼ぶ男

気が付くと10日連続で働いていた日々も、お正月三箇日が過ぎて、やっとその記録が止まりました。そうして、それを見計らってチャリ夫くんが子犬様を連れて、南へ下ることになったのです。本当は、一緒に行きたいんですけどねー・・まだまだ、仕事が途切れずにあるので、これまでの静けさを考えたら、ここは働いておきたいところ。なので今回は、チャリ夫くんと子犬様だけ行ってもらうことしました。連続勤務最後の日、そうしてチャリ夫くんが出発する日、帰ってみると・・

こ～んな素敵な「最後の晩餐」が用意されてました！

それから、いつものように自転車を載せて、日が暮れる前に出かけて行ったのですが、最初の泊まり先Boiseから電話がありー・・

「すっご～～い、雪が降ってるんだっっ！！！！」

まさかーーっ？！

実は最近、うちのテレビに地元ニュースが入らなくなり、ニュースも天気予報も全然見てなかったんですね。でも「ここより南に、雪深い所があるワケがない・・・」との思い込みで、全く気にもかけずに出かけたんです。それがー・・

（アイダホ州新聞）

「Record snowfall in Boise keeps Treasure Valley schools closed, side roads daunting」ー州都Boiseに、記録的な大雪、学校が全面閉鎖、歩道が厄介なことに・・－

なんと「Witer Storm Helena（ヘレナ冬嵐）」が、ちょうど横切っていたんです・・。

ここ「湖のある温泉地」は、その通り道ですらなかった為、全く気付かなかったんですねえ。

雪も降ってなければ、風も吹いてなかったです。ところが、これからチャリ夫くんが向かう、ネバダ州・ユタ州をすっぽりと覆っていて、南へ下る高速は全面閉鎖・・。

いやあ～・・2017年も嵐を呼ぶ男、その本領を発揮しておりますーっ・・！！

（いつもより、多めに発揮しております～！）

そうして、翌朝5時に電話があって、

「家に帰るー・・」

いや、今度はKAOが、ここで、ガバッ・・と起き上がりましたね。

実は、チャリ夫くんが出発した後、疲れていたので料理の後片付けもせず、翌日キレイにすればいいかぁ～と、ぜ～んぶほったらかしで寝たんですね。なので、それから大慌てて掃除ですよー！

そうして、掃除が終わった頃、ようやく車が到着しー・・

「Boiseすら脱出できず、こうやってまた、ここに戻って来るしかないなんて、もしかして、この辺りに何か邪悪な結界が張ってあるんだろうかー・・・」（・・・う～ん・・）

そうして、子犬様もー・・

「一体、何をしに行ったんでしゅか・・？？」

（なんだったんでしょうねえ～・・？）

「雪が降ってましたがー・・雪ならここにもありましゅし～・・。」

（むにゃむにゃ・・朝早かったので、眠くなりましたでしゅ・・）

しかし、もっと雪が降って欲しい、ここ「湖のある温泉地」のスキーリゾートはキッチリとよけて、雪嵐が通り過ぎるなんて、それもなんだかなあ～？？

まあ、でも、無事に帰って来てくれて、本当によかったです。

にほんブログ村

Happy New Year 2017

2017年　明けましておめでとうございます

新年早々、雪ダルマ・デイジーの出来上がり～

（ふふっ、雪ダルマ～、楽しいでしゅ～。）

2017年も皆様にとって、ステキな1年になりますように－・・。

にほんブログ村