2015年 04月 06日
Blue Moon Yurt
さて、先日KAO達は、チャリ夫くんが働いているお店のオーナー夫妻が開いてくれた「社員家族慰労会」に、行って来ました。この「社員家族慰労会」は、年に2回、夏・冬それぞれの繁忙期が終わった後に「お疲れ様会」として行われているのですが、毎回趣向が違っており、今回は、なんと「Yurt」を借り切ってのお食事会でした。
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この「Yurt(ユルト)」なんですが、いわゆるモンゴルの「Ger(ゲル)」で、放牧民が使っている移動式テントのことです。英語では、中央アジア諸国(トルキスタン)などで使われている言語から来た「Yurt」と呼ぶのが一般的ですね。北アメリカに紹介されたのは、60年代に入ってからのようなんですが「家」としてではなく、娯楽施設のひとつとしてで、なぜか冬の風物詩的な存在になっています。
クロスカントリー、スノーシューなどのトレイルの途中にあって、人々はここで休憩したり、お食事を取ったり、寝泊りができるようになっています。
そうして、ここ「湖のある温泉地」にあるアイダホ州の自然公園「Ponderosa State Park」の中にも、冬の間だけ建てられる「Yurt」があります。それが、
公園の入り口から、片道約1.6kmのところにあるのですがー・・。
この異常気象のせいで、ウィンタースポーツを楽しめるほど充分な雪がありません!しかも、中途半端に気温が高いので、路面はツルッツルッに凍ってます。かと言って、車での乗り入れは禁止されてますしーー。
そこで、唯一残された方法は・・
徒歩・・です!
(トレイルには、雪のパッチワークができています。)
では早速、全員スノーブーツを履いて、いざっ、しゅっぱ~つ!
お食事開始は、夕方7時から。それを目指して行くのですが、公園内には電気が通ってないため、道の両脇に松明が灯されています。その灯りだけをたよりにやって来た「Yurt」は、
こんな感じです!・・・そうして、中に入れば、
まるで、別世界・・
たくさんのキャンドルと・・
このキャンドル、毎日新しいものに取り替えられ、古いものはキッチンなどに回されるそうなのですが、まあ、とにかく相当な数です!キッチンも「Yurt」の中にあって、そこでケータリングされた食事が出されるのですが、カンタンな焼き料理などは、外のグリルで作っているので、食事は常に暖かく新鮮です。
この日のメニューは・・
前菜「アスパラガスの胡麻炒め」と「サラダ」
海老のピリ辛ソース和えとマンゴー添え
メインディッシュ「鳥1匹とクリームソース添え」
KAO達は、これにコーヒー・クッキーで終了したのですが、通常はこれにもう一品「前菜」が付いて、さらにデザートが1皿が付くそうです。しかもこの前菜、おかわりありなんですよー!!どんな胃袋をしているんでしょう??当然、食べきれないKAOは・・
お持ち帰りに・・。
(お持ち帰りのアルミホイルバックを、可愛らしい白鳥型に作ってくれます。)
そうして、お食事会が終わった後は、お楽しみ(?)の
white elephant gift exchange
-白い象のプレゼント交換-
・・って、何???
実は、これ「家にある使わないもの、いらないもの、役に立たないもの」などを、きれいにラッピングして交換する遊びらしいんですが・・・一体何を用意していいか、全くわからなくてーー。
いらなくて、役に立たない物??
-ものっすごく高級ブランドの靴下(手袋)・・でも片方だけ・・とか??
-2014年の運勢・・・でも、日本語・・・とか??
-すっごく素敵な時計・・でも、動かない・・とか??
色んな物が頭をよぎったんですがー・・結局、1回も遊ばなかったボードゲームにして見ました。
そうして、みなさんのプレゼントを見てみたら・・・
-電池の切れた懐中電灯
-ものっすごい大きな造花
-ウ●チ型のマグカップ
-ペ●ス型の栓抜き
確かに「うわわあああ~~、いらね~~~っ!!」・・って、ものばかりでした!
(でも全部、ほぼ新品で、ちゃんと箱に入ってます!)・・そう言うことなのかあーー・・と、改めて納得。
そんな中で、KAO達が引いたプレゼントは・・
「インスタント・スノーメーカー(水を注ぐだけで、約4リットルの雪ができる!)」と
「写真立て(ものすごくフツーのデザイン)」
・・・いやあ~、確かにーー・・こんな物、もらってもねえ~・・。(いや、次のプレゼント交換に使えるか?)
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by hulahula2
| 2015-04-06 05:06
| アウトドア日記(冬)
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Comments(4)