2014年 10月 14日
Bear Basin
ここ「湖のある温泉地」は、1913年の鉄道の普及に伴い、主に林業によって支えられた町らしいのですが、70年代になるとそれも衰退し始め、町の生き残りを掛けて地元の人達により考え出された次世代案が、
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リゾートタウン
・・だったんですね。湖も然ることながら、1920年代にはすでにフィンランドの移民たちがノルディックを持ち込んでいた為、元々ウィンタースポーツは盛んだったようです。それに加えて夏のアクティビティ全般にも力を入れよう・・と始めたのが、
サイクリング(マウンテンバイク)
・・だったようなんですが、実はこれ、廃線になった線路を再利用して町おこしをする定番中の定番らしいです。なぜなら、大抵の線路は平らですでに景観が良い場所を通っているため、そのままサイクリングロードとして充分活用ができるからだそうです。
(なるほどですねー)
そんな町で一番よく知られているマウンテンバイク&ハイキングコースが、こちら
Bear Basin
初心者から気軽に楽しめること、そして複数のトレイルから成り立っているため、色んなタイプのトレイルを一度にたくさん楽しめることなどが、人気の理由のひとつです。
しかも初夏になると、驚くほど色んな種類の高山植物が、次から次へとまるで絨毯のように足元に一斉に咲いて行くさまは、まさにハイキングコースの王道と言わざるを得ないですね。
そんな「Bear Basin」の初夏の様子を、少しだけご覧くださいー。
「Glacier Lily」
5月。この片栗に似た小さな黄色い花が、足元いっぱいに広がっていきます。
「Silvery Lupine」と蝶。
その名も「Spring Beauty」・・美人3姉妹のようですね。
見渡す限りの黄色と青い空・・!!
遠く山のてっぺんには、まだ雪が残ってます。
そんな色とりどりの個性的な小さな野の花の中で、ひときわKAOの目を引いたのが
この草ですねー。町中の道端や、山の中のありとあらゆる所に、ずらーーっとはびこっており、毎日毎日すくすくと育っている様子が、手に取るようにわかるんです。
・・にもかかわらず、いつまでたってもまぁ~ったく花が咲く気配がなくて・・・花が咲く日を、今か今かと楽しみに待っていたのですが・・
「あ~、あれね。花咲かないよ。」
なんですとーーーっ!!
この地元の人達の、不用意な一言がKAOを打ちのめしました・・。
わーーっ!・・楽しみにしてたのにーーーっ。
・・いや、花が咲かないって、じゃあどうやってあんなに増えていくんだっ?!
株分けかっ?!それとも、あー見えて菌類かッ?!(←KAO、こんらん)
そんな色んな憶測の中、すくすくと育っていく怪しげな草・・その姿は、まるで・・
\王様の耳はロバの耳・・王様の耳は、ロバの耳・・・/
あー、こりゃあ、すぐに広まるわ~。あっと言う間に・・。
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by hulahula2
| 2014-10-14 05:44
| ハイキング日記(アイダホ)
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