2017年 03月 08日
ついに、南へ・・!
ネバダ州エルコ市を出て、再び南へ、南へと走り続けた2人と1匹。
今回はチャリ夫くんのリクエストで、約15年前に自転車で走った「Tonopahの町」を、もう1度見てみたいー・・とのことで取ったコースだったのですが、まあ~・・長かったですネー・・。
初日もそうだったんですけど、地図上では約7時間・・とあるのですが、悪天候と荷物が重いのとで思ったようにスピードが出せず、いずれも約9時間位掛かって到着しています。
2日目も、町中を抜けて郊外に出た途端、吹雪が吹き始めー・・
どこまで行っても、雪がありますー・・。
この、いつまでたっても変わらない雪景色に、段々口数が少なくなってくる、KAOと子犬様と対照的に、約15年ぶりに目にする「Tonopahの景色」を前にして、ウキウキのチャリ夫くんは
「走り去るボクとTonopahの景色を、写真に撮ってくれ♪」・・と言うなりー
ブロロロロォォーーーーッ!
・・・と、ものすごい勢いで、走り去って行きました・・・
(もちろん、この先で止まって待ってくれてましたけどね。)
アイダホ州は北へ走っても南へ走っても、あんまり変わらない州なんですが、ネバダ州は北と南で景色がガラッと変わります。北にあるエルコ市は、まだまだアイダホっぽい感じがするのですが、
ご覧のような、標高約1,800mの「Tonopaの町」を、通り過ぎるとー・・
ガラッと変わるこの景色
遠くで手を振る(?)「Joshua(ソテツの一種)」の群れ
特に、この「Joshuaの木(ソテツの一種)」は、カリフォルニア州・ユタ州・アリゾナ州とネバダ州の南、標高400mから1,800mの一部にしか生息しないため、この木が見え始めると、
「あ~、ついにアイダホ(北)は、遠くなったんだなあ~・・。」
・・と思わずにはいられません。ここから先は南ネバダ、そしてアリゾナの州境はもうすぐです。しかし、出発が予定より遅れた為、Death Valleyを過ぎた頃から、辺りは夕闇に包まれ始めー
正面に雪を被った「Mt.Charleston(標高3,632m)」が見えて来ます。
それはそれで、きれいな景色ではあったのですが、こんな山の中で知らない道を、真っ暗な夜道に走りたくないー・・。それより何よりも、真っ暗になると先導するチャリ夫くんの車が、判別できなくなります。なので「頼む~っ!なんとか持ってくれ~っ・・」と願っていたのですが、その願いもむなしく、あっと言う間に辺りは真っ暗闇になってしまいました・・。
遠く山の彼方に、ラスベガスのライトが夜空の一部を明るくしているがわかるのですが、とにかく遠いー・・涙)それでも、段々とそれが近づいて来てー・・
ついに、この高架橋を越えると、そこはラスベガス!
・・と言うところまでやって来て「うわあ~!ついに、ラスベガス 感涙)」と、思ったのも束の間。もう、ここからが大変でー・・!今回、街中のモーテルを予約してしまったものだから、土曜の夜でいつもより浮かれているラスベガスのメイン道路を右へ左へと、とにかくチャリ夫くんを見失わないように、車間距離も空けず(容赦せずに車が飛び込んで来ます!)制限速度も守らず(みんな守ってません!)ものすごいスピードで突っ切りー・・!
なんとか辿り着いた、ラスベガスー・・
「ここが有名な、ラシュベガシュ・・なんでしゅね?」
(MGMグランドホテルを背景にパチリ)
前回は、町から外れたところに止まったので、子犬様を散歩に連れ出す公園もすぐそばにあったんですが、まあ~・・街中はコンクリートとネオンジャングルですから、子犬様を連れて行くところはありませんー・・。いや、ラスベガスに泊まる必要はあったのかー・・と思わずにもいられませんが、ある意味、ちょうどいい場所にあるんですよねー。(さすが)
しかしこの夜は、人も犬もどこにも行かず、サッサと就寝。明日も、朝早くに出発です・・。
ーつづく-
by hulahula2
| 2017-03-08 00:29
| 2017年-お引越し日記(南下編)
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