2015年 05月 14日
セドナ・デ・ハイキング
そんな「灼熱のセドナ・デ・ハイキング」のはじまり~はじまり~・・は、午前11時を過ぎると途端に暑さが増す、セドナの気温状況を踏まえて、朝7時30分に出発。向かったトレイルは・・
・・・ではなくーー。ここから、出発する「地図にないコース」。つまり・・
裏メニュー ・・・??
実は、セドナのマウンテンバイクのコースは、ほぼ行ったと言うチャリ夫くん。町の自転車屋さんに寄って、さらにおススメのコースを教えてもらったのですが、それが、この「裏メニュー」だったんです。その詳細は・・・
●「Grinder Trail Head」を出た後、約1.6km先に現れるY字を正規のトレイルから逸れ左へ、そこから標識のない「裏道」へと進み、さらに次のY字を左へと曲がる・・。
・・らしいのですがーー。ふむ・・まあ、行って見ましょう。
トレイルの入り口。
取り敢えずは、標識どおり、まっすぐ進みます。
先に自転車で出発したチャリ夫くんの匂いを追っ駆けてデイジーが進んで行くので、まあ・・道は合っているのだろう・・と安心していたのですがーー・・。
\違いましゅ!そっちじゃ、ありましぇん!/
試しにY字を右へ行こうとしたら、子犬様が頑固に座り込みで抵抗します。
(いや、単に日陰で休みたかっただけ?)
それから、しばらくは道なりに歩いて行ったのですが、いつまでたっても「裏道」のゴール「高速89A」に辿りつかない為、もしや道に迷ったのかも・・と思い始めた頃、案の定チャリ夫くんから電話が鳴り、
「今、どこにいるんだ??」(さあ~?どこと言われましてもー・・?)
\正面に、Mt.cockscomb(トサカ山)が、見えましゅ。/
「えぇ?それは、違うトレイルだ!すぐ引き返すんだ~!」
そんなーーぁ!実はこの時点で、すでにお昼の11時を回っており、日差しは段々きつくなり、デイジーには少し過酷なお散歩になり始めていた頃だったので、進む方が短いのなら進んでしまいたいところだったんです。
しかし、なんとKAO達が歩いていたのは「裏メニュー」でも、地図のある「裏メニュー」
正面に見えた「Mt.Cockscomb(トサカ山)」をぐる~っと回り、別のトレイルに繋がる大きなループのひとつだったんです。なぜ地図があるのに「裏メニュー」なのかと言いますと、現在このトレイルは使われておらず、マウンテンバイカーの間だけに広まっているもので、一般の地図に正規のトレイルとして載っていないんです。
KAOもこの後、ひとりのマウンテンバイカーに出会うのですが、彼曰く
「キミ~、僕が今どこを走っているか、わかるかな?なんで、トレイルに標識がないんだろう~?」(同志!)
・・でもそれは、正規のトレイルではないからです。しかし、それに気が付いた時点で、足元の子犬様は・・
「もう、ダメでしゅ。ここに、置いていってくだしゃい・・。」
デイジーのお花畑の中で眠るデイジー
・・どうしようーー。。
でも、歩かなければ、後へも先へも進みません。なので、子犬様を起こして、できるだけ日陰を選びながら、ゆるゆると同じ道をたどることにしました。
\ほーら、デイジーの好きなピーナッツバタービスケットですよ~。/
「・・・。」
(そんなものでは、騙されましぇん・・。)
「ゴールは、まだでしゅか・・?」
「デイジーは、どこ?」
(なんだか、地面と一体化しています。)
生粋レッド・ヒーラーのデイジーの色と、このセドナの土の色が妙にマッチしている為、通り過ぎる人達から
「まあ、どろんこの子犬かと思ったわーー。」
と、言われ・・。(違います!)
こうして歩き続けたお陰で、なんとか無事に元来た場所へ戻ることができ、延々と続くのかと思われたトレイルも終点になり、やっと1人と1匹の冒険(?)は、終わりを告げました。でも、道に迷ったお陰で、本来だったら渓谷へと下る「裏メニュー」とは逆に、こ~んな素晴らしい景色を見ることができました。
360度、セドナの赤い岩が見渡せる丘の上
「Tea Pot(ティーポット)」かと思いきや
その名も「Coffee Pot(コーヒーポット)」と付けられた赤い岩
でも、360度見渡せるってことは、その分「太陽を遮るものがない熱いトレイル」って、ことですけどね~・・。
「一生、日陰モノでもいいでしゅ~・・。」
・・そーゆーワケには、いきませんっ・・!立つんだ、デイジー!!日の光を浴びてーーっ!
(いやでしゅっ!)
にほんブログ村
にほんブログ村
いいなぁ、すごいなぁ・・。こんな景色が見れるなんて、得しましたね。ちょっと大変だったけど。
けど、無事にご主人と合流で来て良かったですね。もし、このまま迷子のままだったら・・・・。(実は私は、アイダホの山の中で迷子になりました・爆)
また、続きを楽しみにしています。
けど、無事にご主人と合流で来て良かったですね。もし、このまま迷子のままだったら・・・・。(実は私は、アイダホの山の中で迷子になりました・爆)
また、続きを楽しみにしています。
0
Commented
by
KAO
at 2015-05-16 10:58
x
はい~、景色はよかったんですが、子犬様には過酷なハイキングになりました・・。
アイダホの山で迷子・・それは、大変でしたね~!
でも、わかる気もします~、山の中ってどこも似た景色に見えてきますよね~。
こうやって、無事に帰って来れて、お互いよかったよかった・・って感じでしょうか??
アイダホの山で迷子・・それは、大変でしたね~!
でも、わかる気もします~、山の中ってどこも似た景色に見えてきますよね~。
こうやって、無事に帰って来れて、お互いよかったよかった・・って感じでしょうか??
by hulahula2
| 2015-05-14 06:23
| 2015年日記-(春-旅日記)
|
Comments(2)